自然と共に

社会の中で生きるとは、法の下に生きること。

法は集団がうまくやっていくために必要なルール。だから、日々ルールを守り、ルールに守られている。

それだけでは、人は疲弊する。

時折、社会人としての自分をリセットする必要がある。

それは法の中に居ながら法の外に出ること。

例えば自然の中に身を置くこと。

自然はすべてを抱きかかえてくれる。

「厳父慈母」

法は父に、自然は母に例えられるゆえんだ。

そこで活力を再生し、法の下に還ってゆく。

かつて家庭や地域がその役割を担っていた時代があった。

しかし現在、それは非常に難しい。

ならば、その代理をする場をつくればいい。